社長インタビュー
ボクはものづくりロボの「ロボ太」。秋元鉄工所に興味を持ってくれている求職中のみなさんに代わって、秋元鉄工所の代表である秋元社長に、気になっているんだけどちょっと聞きにくいんじゃないかな?ってことなども交えて突撃インタビューしてみたよ。
求職活動の参考にしてみてね。
僕は幼い頃からものをつくることが好きだったから、知恵を絞って、工夫して、何もないところからものを生み出す作業そのものを楽しんでいるよ。また、自分の技術や知識の向上を自分自身で感じられる喜びもある。
着手してから完成するまで1ヶ月ぐらいかかる仕事もあるけど、時間をかけた分それが想定通りにちゃんと動いてお客様に喜んでいただけた時の達成感は格別だね。
なるほど。お客さんに喜んでもらえるとうれしいのはどの仕事も同じだよね。
では、この仕事の辛いこと、イヤなこと、難しさや苦労しているところは?
辛いのは夏の暑さだね。削りクズが飛ぶ作業が多いので真夏でも長袖・長ズボンが必須なんだ。工場の空間は広いし換気も必要だから夏は大きな扇風機を何台も回すんだけど、いっぱい汗をかくから1日に何度も肌着を着替えることもあるよ。
それでも自分はものづくりが好きだからイヤなことはそれぐらいかな。
難しさや苦労と言えば、今でもつくるものの形や素材によっては、指定された精度をしっかり出すのに苦労することはあるね。でも、それを重ねれば重ねるほど自分がスキルアップしていくわけだし、技術力にゴールなんてないんだから、これはもう職人に課せられた宿命みたいなものだね。
確かに技術力がない工場に仕事を頼む気はしないもんね。
金属加工の仕事って、覚えることが多い上に手先の器用さも問われると思うけど、誰にでもできるようになるの?また、一人前になるのにはどのくらいの期間が必要なものなの?
全くの未経験の方でもていねいに一からフォローするので、ものづくりに対する興味と熱意さえあれば大丈夫だよ。
個人差はあるだろうけど、大体1〜2年である程度基本的な機械の操作法や技術は覚えられると思うよ。そこから先はひたすら応用と経験の積み重ねだね。
そこは本人の努力次第ってところもあるよね。
ところで、硬い金属を削ったり穴を開けたりする機械を使う作業だから、危険なこともあると思うんだけど、安全対策はどんなことをしているの?
削りクズから体を守るための長袖、長ズボンの作業服、安全靴、帽子、手袋、保護ゴーグルは会社から支給しているよ。あと、集中力が落ちてくるとケガしやすくなるから、休憩はこまめにとるよう心がけているんだ。
万一の時のために労災保険も完備しているよ。
各自が体調管理をしっかりやって、適度な緊張感をもって作業することが大事だよね。
最後に、製造現場の職人さんってクセ強系の人が多そうだけど、うまくなじめるかな?
確かにそういうイメージはあるよね。実際クセ強系の人は多いかもしれないけど、自分の仕事に対するこだわりやプライドが強いだけで、慣れれば実は頼れる先輩ってことがわかるはず。僕自身はクセ強ってことはないと思ってるけど、仲間になってくれるなら全力でバックアップするから心配しないでほしいな。
いろいろ教えてくれてありがとう!